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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

10月号 Vol.40 2004年9月28日 発行
ターゲット間違ってませんか?ずれてませんか?

「日経レストラン10月号」で味覚・嗜好に関する実態調査の特集が組まれていました。その中にあったデータ等を抜粋してみたいと思います。右の日本地図は「全国のだしの好み」 をマップにしたものです。地域により好みが分かれているのが一目瞭然ですね。また、「男女差」については、男性は「辛さ」「塩味」「カレー味」等を特に好むのに対し、女性は「甘さ」「酸っぱさ(梅・レモン・ゆず等)」を好む傾向にあるようです。調味料もここ数年好みが激変しています。まずはオリーブオイル、バジル、バルサミコ酢やナンプラー、スイートチリソースなどといった「イタリアンやエスニック系の浸透」です。次に味噌や醤油、酢、だしといった「伝統的な基本調味料は品質重視と健康志向」に注目がいってます。例えば大豆は有機栽培されたもの、植物油はオレイン酸の含有量が多いとか、特定保健食品である健康訴求タイプの商品が人気。粉末だしも、シイタケや昆布、あご(飛び魚)などの添加物なしのものが好評。特に酢は黒酢、香醋ブームにより「飲む」という楽しみ方が加わり大変身を遂げています。またスパイスの影響力も重要です。イタリアンや韓国料理などのようにブームを生んだ料理にはスパイスが大きな役割を果たしています。スパイスは、香り・辛み・色・消臭といった役割だけでなく、健康増進面効能(たとえばターメリックは肝機能工場作用・サフランは血液増強効果など)の効果もスパイスが広がった要因かもしれません。今の若者は、スナック菓子にオリーブオイルやバルサミコ酢をかけて味わったりするそうです。またおにぎりにもメキシコ料理の調味料のチリパウダー入りが出て、日本独自のスタイルが生まれてきているそうです。今まであったものに新しいスパイスを加える。そういう商品企画もいろいろできるし、新しいですね。

老化防止にもミソ「ここがミソ」コラム

身体の中に過酸化脂質という物質が増えると、血管や体細胞、脳細胞などの老化が促進されるそうです。ミソに含まれる成分の中でも特に大豆サポニンや褐色色素には、体内の脂質の酸化を防ぐ強い抗酸化作用があることがわかっています。これらは他の成分と一緒に過酸化脂質の生成を防いだり、できてしまった過酸化脂質の分解を促して、細胞レベルの老化を防止してくれるそうです。
ちなみに、みそ漬けにしたイワシは油脂の酸化が進まないそうです。凄いです!

主婦が臨時ボーナスをあげたいひと! 今月の気まぐれランキング

1位: 球団側だけで決定せず、選手やファンの意見にも耳を傾けるべき  71.2
2位: 球団経営、資本参加に関心がある企業に対して門を開くべき  57.9
3位: 選手会と球団側の議論の場を増やすべき  55.0
4位: 野球界全体としての収益配分システムの導入をすべき  38.9
5位:企業優先の球団経営ではなく、地域密集型になるべき  38.5

(THE21 2004年10月号掲載 資料:潟}クロミル)

編集後記

今何かと話題のプロ野球についてですが、このFAXがお手元に届く頃にはもう決まってるかもしれませんがあえて今月のランキングコーナーにのせてみました。1位の選手やファンの意見を聞いて欲しいという意見、ごもっともだと思います。野球は球団関係者のもの?仕事でも同じですが、誰に選んでもらう、誰に向けてという部分を誤ってしまうと大変なことになってしまいますね。勉強になりました。

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