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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

3月号 Vol.141 2013年2月28日 発行
調味料市場が熱い!「調味料選手権」とは? Newsな食ワード!

近頃、調味料といえば、食べるラー油から始まり、塩麹、ポン酢ジュレなどヒット商品が続々と続き、調味料市場は活性化しているようですね。そんな中、「調味料選手権」なるイベントがあるそうです。
そこで今月のニュースな食ワードは「調味料選手権」について特集してみたいと思います。

「調味料選手権」とは、日本野菜ソムリエ協会が主催するイベントで、「調味料の魅力を
社会に広め調味料業界全体の活性化を目指す」「ご当地調味料や新しい調味料の発掘やPRに貢献」などを目的に開催されています。
募集は「ごはんのおとも部門」「万能調味料部門」「かくし味、ちょい足し部門」「サラダ
部門」の4つの部門に別れており、2012年の調味料選手権のテーマは「新定番調味料を
探せ!」でした。
審査は一次審査(書類審査)、二次審査(食味審査)を経て、11/3(イイ味覚の日=調味料の日)に「調味料マイスター」「野菜ソムリエ」などの投票により最終審査となります。
ちなみに2012年「万能調味料部門」の最優秀賞は大分県佐伯市の 「佐伯ごまだし」が受賞。「ごまだし」は佐伯地区に昔から伝わる漁師飯「ごまだしうどん」に使われている調味料で、エソ、タイ、アジなどの白身魚を焼いて、そのすり身をごま・しょうゆ・みりん・砂糖などの調味料で味付けしたもの。ゆでたうどんに「ごまだし」をかけてお湯を注ぐだけで即席うどんの調味料として佐伯地区の家庭に伝わる味のようです。
今回受賞した「佐伯ごまだし」は「ごまだし」に生クリームとオリーブオイルを加えてバーニャカウダ風にし、野菜のディップにも使える万能調味料として出品。チャーハン、お茶漬け、パスタ、春巻きにと、和・洋・中を問わず使用できると、審査員の野菜ソムリエや調味料マイスターにも好評だったようです。

このように日本にはまだまだ知られていないご当地調味料や新たな調味料があるのかもしれません。エントリーしてみて、新たな味の可能性に挑戦してみるのも楽しいかもしれませんね。

春の味覚「タラの芽みそ」! 「ここがミソ」コラム

寒い日が続いていますが確実に春は近づいているようです。スーパーにもタラの芽等の山菜も見かけるようになりました。「フキ味噌」はよく聞きますが、「タラの芽味噌」もある
ようで、フキほど苦味もなく、食べやすいようです。 作り方はタラの芽をよく水洗いし、
塩少々を入れた熱湯でさっとゆで、冷水に取り粗みじんに切ります。小鍋に味噌、
みりん、砂糖を入れて混ぜ合わせ、弱火で煮つめたら「タラの芽味噌」のできあがりです。タラの芽は「山のバター」と呼ばれるほど、良質なたんぱく質と脂質を含み、ビタミン類も
豊富に含まれているそうです。また独特の苦み成分には抗酸化力があり、細胞の酸化を防いでがんを予防するはたらきもあるそうです。味噌と合わせたら最強ですね。

春が来たと感じる瞬間ランキング 今月の気まぐれランキング

1位: 桜が咲く
2位: 日差しが暖かい
3位: 入学式
4位: 春一番が吹く
5位: たんぽぽを見つける
6位: 菜の花が咲く
7位: コートを脱ぐ
8位: チューリップが咲くく
9位: 花粉症が始まる
10位: 卒業式

参考:goo


編集後記

「ここがミソコラム」でも触れましたが、春の山菜もそろそろ出回り始めていますね。
山菜独特の苦味(アク)は抗酸化作用や胃腸の働きの促進、精神的ストレスの改善などにも効果が期待できるとのこと。また、この苦味は冬の間に身体の中にたまった毒素を
排出してくれる働きを持ち、この季節に適った食べ物だそうです。なのでアクを抜きすぎると体に良い成分も流れ出てしまうので、調理をする際にはアクを抜きすぎない様に気を
つけるのがポイントとのことです。天ぷらは理にかなっているのかもしれませんね。

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