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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

6月号 Vol.84 2008年5月28日 発行
「食品リサイクル法」で地球に優しく!

昨年の12月に「食品リサイクル法」の法改正がありました。そこで今月の「ニュースな食ワード」はこの「食品リサイクル法」のおさらいと現状について特集してみたいと思います。

先日の「ニュースな食ワード」でも特集しましたが、日本の食料自給率は約40%で、残りの6割は輸入に頼っています。にもかかわらず、年間2000万トンもの食料を破棄しているといいます。生産・流通段階での大量の食品廃棄や、消費段階での食べ残し等、食品廃棄物をめぐる状況が深刻化し、環境への負荷も大きな社会問題となり、2001年5月に食品廃棄物等の排出の抑制と、資源としての有効利用を推進するために「食品リサイクル法」が施行されました。
食品循環資源の再生利用等実積率は、食品産業全体では平成13年度の37%から平成18年度は53%へ着実に向上しています。しかし業種別にみると食品製造業が高い実績を上げる一方、食品小売業や外食産業では、多種多様な食品廃棄物等が少量かつ分散して発生する事などから、依然として十分に再生利用等がされていないことが明らかになりました。また、食品廃棄物等の発生量は、平成13年度の1,092万トンから平成18年度の1,135万トンで抑制するどころか微増傾向の状況でした。こうした状況を踏まえ、食品循環資源の再生利用等を一層促進する為、昨年12月に法改正がありました。今回の法改正の主な内容は、
●年間100トン以上の食品廃棄物を排出する業者を対象に、リサイクルした量の実績等を国に毎年度報告するように義務付ける。
●食品循環資源を熱を得る事に利用する事等を「熱回収」として認める。
●食品関連事業者が排出した食品廃棄物由来の肥飼により生産された農畜水産物等を食品関連事業者が引き取るまでの再生利用事業計画を作成し、認定を受けた場合、食品循環資源の収集運搬については、廃棄物処理法にもとづく一般廃棄物収集運搬業の許可が不要となり、市町村の区域を越えて広域的に収集することができ、低コストで効率的な再生利用の取り組みを行う事が可能。
などです。農林水産省でのHPでも「食品リサイクル法」や「バイオマスニッポン」など環境へ配慮した検索キーワードが上位に上がっています。またニューヨークでは、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会を批判する立場から、廃棄物の回収・再利用を生活の一部に取り入れる「フリーガン」という活動も行われています。飲食店での食品の使い回しは問題外ですが、「食品リサイクル法」の考え方は、環境への配慮だけでなく、企業としてのムダを見直すためにも有効な手段ですね。

味噌でサビないっ!「ここがミソ」コラム

紫外線の強い時期がやってきました。気をつけないと、紫外線を浴び続けると、体内の酸素が「活性酸素」という不安定で攻撃的な酸素に変わり、「細胞を酸化」させます。そしてシミやシワの原因となるばかりでなく、白内障や発がんを引き起こすなど、健康被害の引き金になるといわれています。抗酸化活性作用の成分には、ビタミンE、ビタミンC、カロテン、ビタミンB2などのビタミン類や、セレンやポリフェノールなどがありますが、「活性酸素」を消去する作用が群を抜いて高いのが「味噌」なんだそうです。恐るべし、味噌!味噌で、サビない若々しい身体づくりですね。

普段朝食に食べるものランキング 今月の気まぐれランキング

1位: パン  73.1
2位: ご飯・おにぎり  57.3
3位: コーヒー系飲料  39.2
4位: 卵や卵料理  36.1
5位: ヨーグルト  33.7
6位: 味噌汁  32.9
7位: 牛乳  27.7
8位: フルーツ  25.7
9位: ハム・ソーセージなど  24.6
10位: 納豆  23.4

資料:マイボイスコムのHP参照


編集後記

ご覧になった方も多いかもしれませんが、先日お昼の番組を見ていたら、日焼けに関する特集をしていました。肌は紫外線を直接浴びなくても、目が受けるだけで日焼けするらしいです。これは角膜が紫外線を吸収すると、脳に「メラニン色素を作れ!」という指令を出すからだそうです。マウス実験では、肌に紫外線を当てても、目に当てないと、日焼けしなかったそうです。意外な結果ですね!

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