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心豊かな日本の食卓風景を伝統と共によりよい形で後世に伝えることを考える情報通信 金紋 日出味噌醸造元 日本の食卓向上通信

2月号 Vol.56 2006年1月28日 発行
米国産牛肉は受け入れられる?

BSE発生で2003年12月に輸入が禁止された米国産牛肉。やっと輸入再開したと思ったとたん、特定危険部位の混入が確認され、再び輸入禁止になってしまいました。2年間の輸入禁止措置で焼き肉店の1割が廃業・業務転換を余儀なくされたとも言われ、外食産業は甚大な被害を受けたそうです。そのため輸入再開を歓迎する声も多かっただけに今回の輸入禁止にショックを受けている方も多い事でしょう。「日経レストラン」が輸入再開前の11月に米国産牛肉に対する消費者アンケートを実施されていました。今月の「ニュースな食ワード」はこの米国産牛肉について特集してみたいと思います。

そのアンケートによりますと、「米国産牛肉の輸入再開に際して、どのような対応が必要か?」の問いに対して、最も多かった回答は「全頭検査を行うべき」が72. 9%でした。「米国産牛肉の輸入再開が再開されたら?」に対しては「米国産牛肉でないことを確認してから食べる」が39.7%で最も多く、次いで「気にせず食べる」が約20%、「米国の安全基準を満たしている肉であれば食べる」が15%でした。
また、「米国産牛肉を使ったメニューを外食店で食べるか?」の問いには「まったく気にせず食べる」が37%、「店の種類や利用動機によって洗濯する」が37.7%、「絶対食べない」が25.3%で、条件付きながら米国産牛肉の容認派が4人に3人を占めた事になります。「まったく気にせず食べる」の回答者の79.3%は「料理の味や価格に魅力を感じれば米国産牛肉でも気にしない」と答えているそうです。また、「店の種類や利用動機によって選択する」と回答した方の食べる食べないを決める要素としては、その飲食店への信頼度を挙げる声が目立ったそうです。「安すぎる牛肉メニューは本当に安全なのか不安」という声も複数寄せられたそうです。牛肉需要がなくなっているわけではありません。ただ今回の再度の輸入禁止により食への安心・安全への消費者の関心はさらに高くなる事でしょう。今後も目が離せないですね。


1.条件付きながらほぼ4人に3人が「飲食店で米国産牛肉を食べる」と回答。
2.「気にせず食べる」という回答者の8割は、生産国より味や価格を重視。
3. 米国産牛肉を食べる・食べないを「店の種類や利用動機」で選択するという回答者は、店への信頼感を重視する傾向にあった。
4.「絶対に食べない」という回答者の7割以上が「国産牛肉・豪州産牛肉を食べればよくわざわざ米国産牛肉を食べる必要はない」と考えている。
5. 米国産牛肉をメニューとして提供する飲食店には、「どの料理に使うのか店内やメニューに分かりやすく表示すること」を求めている。

みそで戦の勝敗が決まる?「ここがミソ」コラム

戦国時代、武将たちは戦場での食料に必ず味噌を持っていったそうです。保存できる栄養素だったからです。干すか焼くかして丸め、俵などに入れて運び、また各人が腰にぶら下げました。そこで武田信玄は「信州みそ」というようにみそ作りをすすめたそうです。重要な役割を果たしてたんですね。

BOOKランキング 今月の気まぐれランキング

1位: 生協の白石さん  講談社
2位: 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン  扶桑社
3位: 国家の品格  新潮社
4位: さおだけ屋はなぜ潰れないのか?  光文社
5位: 下流社会  光文社

(2006年1月16日 日販調べ)

編集後記

2月3日は節分ですね。「福は内、鬼は外!」と声をかけながら豆をまき、自分の年齢+1と同じ数だけ豆を食べると1年間病気にならないといわれています。実はこれ、陰陽五行論に由来するエネルギー論が深く関わっているんだそうです。陰陽五行論では、豆はその形と色から金性(肺炎や風邪などの疫病)をあらわします。豆まきには火で炒った大豆を使用します。陰陽五行論では、「火が金をやっつける」、すなわち炒った豆は、「病気をやっつける」ということを象徴化し、そういった豆を外にまいたり、食べてしまったりすることで、病気すなわち鬼を退治してしまおうというわけだそうです。

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